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『パデスキー博士のワークショップに参加して』
本研修会では、とても具体的にCBTの技法とその使い方を学ぶことができた。印象深かったのはロールプレイで、使用意図、タイミング、効果等洗練された「言葉」そして「沈黙」を目のあたりにすることができた。また、Dr.パデスキーの人間としての「魅力」をとても強く感じえた。私自身、これまでCBT施術者に対し、どこかしら無機質な印象を持っており、CBTへの抵抗感をぬぐいきれずにいた。しかし、それは「技法・方法論の集合体としての」CBTの印象に過ぎず、臨床場面でのCBT施術の印象とは必ずしもイコールではないと今は思う。恩師井上和臣先生が、大学院時代「ちゃんと人の話をきけるようになるまで、CBTはやったらいかん」とお話されていたことが思い出された。
NEW PARADIGMは、「そうせざるを得ない」かのように、その反復的行動から抜け出せずにいる人々の苦しみ、絶望感に、確かな実感をもった光を投げかけることになるものだと感じた。プロセスに組み込まれた個々のCBT技法は、目新しいものはないと思う。しかし、その組合され方自体に、生き生きとクライエントにフィットしうるこのPARADIGMの魅力がある。自分自身でもやってみたが「人生は、自分で選択することができる」という実感を、現実的に、そして確実にもつことができる体系だと感じている。研修初日にDr.パデスキーが話された「希望が育つ」ことの喜びが身にしみる4日間だった。
20代女性 臨床心理士
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