2年間のセックスレスで離婚:妻からセックスレスのことを訴えられていたのにほったらかしていた結果

セックスレス期間が長いと離婚の可能性が高くなります。

男性側の問題のセックスレスで相談に来られて離婚を決定してしまうケースは毎年何件かあります。


セックスレス問題の多くは、
ホームページにも書いているように「夫(彼)・妻(彼女)が性差に関する知識がないこと」「お互い自分のセックスのとらえ方や感じ方が相手も同じように感じている思っていることが問題で、感じ方は実は全く違っていてその違いをお互いに感覚的に理解ができない」という問題なので、専門の相談機関で心理教育(性のとらえ方の違いなどの知識の指導)などその知識を知的に学習しないことには問題解決にはつながらないと思います。


また、普段の夫婦・カップル仲がよいのであれば、セックスレスの問題というのは実際に知識を得ることだけで80%~90%の夫婦・カップルは1回の相談で解決する問題でもあります。

例えば、夫婦の普段の関係性とか、普段から手をつないだり、ハグをしたり身体接触を増やしたり、色気のある下着をつけたりすることでは、多くのセックスレスの問題は解決に結びつかない。
「セックスレスの問題は、そもそもそこが問題でない場合がほとんどだから」

普段はまだ仲がいいのにセックスレスのカップルや夫婦に関係性の改善は必要ないし、身体接触を増やしても性的興奮が高まることはまずない。
何が起きているのかということの知識がないことが実は問題だからです。
ので、自分一人で何とかしようとしても、そもそも人間の男性性・女性性の性に関する知識がないのだから解決できるはずがないことを理解してほしい。


未完成婚や途中からのセックスレス、セックスの回数減少などの問題で、夫婦やカップルで話し合いをしないといけない状況になった場合は、その問題は知識がないことで起こっている問題なので、その知識を得るためにセックスカウンセリング・セックスセラピーの専門機関に相談をしてください。


つい最近も夫側のセックスレスで、相談に来られる前に妻と二、三度話し合いをしたにもかかわらず、2年間セックスレスの問題をほったらかして、妻から本気で『離婚します。』と言われて慌てて夫婦で相談に来られた方がいます。この夫婦も相談に来られる多くの夫婦のパターンと同じで、夫は二人の関係をよくしたり、セックスができるようにすることを目的に来られたのですが、妻は専門家(第三者)を含めることで離婚を決定づけることを目的に来られました。

このような状況になってはじめて、夫が焦ってこられた時には『時すでに遅し

セックスレスになって3か月とか4か月又は、セックスレスの状態について話し合いを1回した後とかであれば、お互いに解決を目的にした相談になるのですが、2年間というのは「ほっておく期間」が長すぎます。
現在
すでに1年以上セックスレス状態の場合は、すぐにでも専門のカウンセリング機関を探して相談に行っていただきたいものです。

性に関する知識がある人間からすれば、女性性のことを考えると3か月でも長いと思いますよ。
(女性からすれば3か月以上は結構精神的にきつい)


妻・彼女から1回でもセックスレスについてやセックスレスのニュアンスのある話が出たところで、夫婦・カップルで相談に行くことで問題は1回の相談で解決すると考えられます。
あなたが本当に妻や彼女を愛しているのであれば、専門機関に夫婦・カップルで相談に行くことが妻や彼女に対しての最大の優しい、愛のある行動でもあります。



男性側の途中からのセックスレスや未完成婚、女性側の未完成婚と痛みを我慢して行っていた結果のセックスレスは、まず知識を得ないことには解決にもつながらない。
これは、相談に行ってきちんと心理教育を受ければ理解できることです。

当ルームでも対面とオンラインで相談を行っております。
『セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページ』もご参照ください。


セックスカウンセリング/セックスセラピーは、
まずは悩みや問題を聞いた後に心理教育を行います。
これで解決しない場合に、認知技法(物事もとらえ方や考え方)と行動技法を用いながら問題解決のお手伝いをいたします。


男性側のセックスレスで妻に「もう愛していないんでしょう」と言われた夫は「愛しているよ」と言って、次の日、皿洗いなど家事を行う。
男性側からは愛しているということを証明する正しい行動、女性側からそこじゃない。と怒りが起きる夫の行動。
これだけでも男性と女性の違いが判ると思います。

心理教育ではこのような様々な違いを知ることができます。
ぜひ、セックスカウンセリング/セックスセラピーの専門相談機関に行ってまずは、違いを知ってください。


普段の仲が良ければ、専門機関であれば大抵1回の相談(正しい性差の知識を得る)で終わります。

ご注意
なお、初回又は2回目に心理教育(男性性・女性性の違いなどの性教育)をしないところは自称専門家かもしれません。
すぐに違うところを探すことを勧めます。

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