高校・大学受験生のコンディショニング-鍼による施術と認知行動療法-

当ルームでは、高校や大学の受験生の学生さんと浪人生の方々が、体調管理やストレスコントロールなどのコンディショニングとして鍼の施術や、受験ストレスやプレッシャーが強くなってしまって『燃え尽き症候群(バーンアウト)』、『抑うつ状態(うつ病)』、『不安症』、『パニック症』などの精神症状が出てしまっている方には、認知行動療法などの心理療法を併用して行っております。
目次
◎受験生のストレスとプレッシャー
◎受験ストレスを図で理解する
◎受験生のコンディショニング-対象者など-
◎認知の歪み
受験生のストレスとプレッシャー
受験生は、受験のプレッシャーや受験勉強が数カ月から1年以上にわたる長期間ストレスに晒されることで起きる『脳疲労』や『自律神経の乱れ』、それによって燃え尽き症候群(バーンアウト)、睡眠障害、うつ状態、不安症、パニック症などが起きやすい状態となってしまいます。
また、脳疲労は、集中力の低下や記憶力の低下などを起こし、それにより思うように勉強が進まず『不安』や『憂鬱』な状態となり、ストレスやプレッシャーを生むことで脳疲労がより強くなってしまうという悪循環に陥ったりします。
もう一つ、受験ストレスは自律神経系に影響を与えるために、現れる身体的な症状も多岐にわたります。
受験生に最も多く見られる症状の一つが頭痛で、その他には長時間の勉強による眼精疲労、首や肩の筋肉の緊張、特に緊張型頭痛が多い。
消化器症状は、胃腸の働きの乱れから腹痛や下痢、便秘。特に試験当日など重要な場面で腹痛を訴える人も多くおられます。
肩こりや首の痛みは、長時間の勉強によるデスクワークで姿勢の悪化と精神的緊張が原因で起こります。同じ姿勢を長時間続けることで肩こりや首の血行が悪くなり、筋肉の緊張や疲労が蓄積され痛みとなって表れます。
その他にも、動悸、息苦しさ、めまい、食欲不振、体重減少または増加、疲労感、倦怠感などの症状が現れることがあります。また、免疫機能の低下により風邪をひきやすくなったりする方もおられます。
受験ストレスを図で理解する
以下の図のストレスと書かれているところが、受験ストレスや受験のプレッシャーとなります。
受験ストレスに対して、自律神経は当初『交感神経』と『副交感神経』がバランスよく働いていることで健康が維持されていますが、ストレス状態が長く続いたり強くなったりキャパオーバーの状態になると、バランスを取ることが出来ずに睡眠障害などの問題が発生いたします。
また、ストレスの状態に対して、対策をとらずにいるとうつ病や燃え尽き症候群(バーンアウト)、不安症、その他の精神症状となってしまうことが多々あります。

受験生のコンディショニング
対象:中学生と高校生、浪人(高校受験生と大学受験生)
受験生に多い3つの症状
1)脳疲労
2)自律神経の乱れによる身体の様々な症状
3)肩こり・肩こりからの頭痛・腰痛、腹痛、その他
初回時には、現在の自律神経状態を診るために検査を行います。
図の左が検査機器、中央が検査結果です。



お申込みのご希望者は以下のサイトをご確認ください。
鍼灸治療-ストレス疾患と自律神経関連疾患専門
心理師で鍼灸師の千田が問診と検査結果を参考に、以下のどのような状態なのかを判断しながら行います。
1)鍼によるコンディショニング-脳および自律神経の良い状態を維持することが目的-
受験勉強は受験の1年~2年前から始める方が多いと思います。
その受験勉強を始めると同時に、脳や自律神経をいい状態に保ち続けるためにも、『鍼の施術によるコンディショニング』を1週間~2週間に1回の割合で行うことを勧めます。
目的:脳疲労の解消/集中力、記憶力のキープ/自律神経の乱れの予防/イライラなどの感情コントロール
2)鍼によるコンディショニング-脳疲労および自律神経のバランスが乱れ始めたときに修正することが目的-
受験勉強を始めたが体調管理などの対策をとらずに勉強をしていると、脳疲労や自律神経のバランスが徐々に乱れ始めていきます。
そのような受験生は、早い段階で積極的に回復に向けて『鍼の施術によるコンディショニング』を1週間に1回を継続的に受けていただき、心身氏がいい状態になったら1週間~2週間に1回の割合で行うことを勧めます。
目的:脳疲労の解消/集中力や記憶力の改善/自律神経の乱れの修正/イライラなど解消と感情コントロール
3)鍼によるコンディショニングと認知行動療法の併用-鍼だけではコントロールできない状態に対して行うことが目的-
受験や自分自身に対して、ネガティブな考えが強くなりはじめている時は、鍼の施術によるコンディショニングだけではなかなか解決しないと思うので、認知行動療法との併用をお勧めいたします。
状態:以下の症状が出始めて2か月ぐらいまでに対応する場合。
目的:以下の状態の解消
憂鬱な状態/不安症/軽い不眠症/受験ストレスによる身体症状(心身症・胃痛、頭痛、肩こり、その他)/食欲があったりなかったり
4)認知行動療法を単独-症状が重くなってしまっている方を対象に行うことが目的-
症状が出始めて3か月以上経つ場合は、エビデンス的にも鍼治療の効果は期待できないので、認知行動療法単独で行うことをお勧めいたします。
目的:以下の状態の解消
うつ病/燃え尽き症候群(バーンアウト)/不安症・パニック症/睡眠障害/受験ストレスによる身体症状(心身症・胃痛など)/食欲不振

認知の歪み(特徴)
認知の歪み(特徴)とは、自分が置かれている状況を客観的に冷静に受け止めるということができなくなり、偏ったものの見方や考え方になってしまう現象のことをいいます。
受験ストレスやプレッシャーが強くなると、どうしても認知の歪み(特徴)も強くなってしまいよりストレスがかかる状態になってしまいます。
まずは、自分の特徴を知ることがストレス対策の一つとなります。
1、全か無か思考
物事を「白か黒か」「○か×か」で考えてしまう傾向のことです。
全てを完璧にこなそうと努力し、小さなミスも許せない傾向があります。常に自分自身に高いハードルを設定し、達成できないとストレスを感じやすいため、脳が常に緊張状態に置かれます。
2、マイナス化思考
自分の成功やポジティブな結果を無視または否定し、否定的な見方を強調する傾向を指します。
物事を悪い方向に考えやすく、失敗を引きずったり、将来への不安を常に抱えたりします。脳がポジティブな情報よりもネガティブな情報に過剰に反応し、疲弊しやすくなります。
3、結論の飛躍:二つあります。
①心の読みすぎ
周囲の評価や期待に過剰に気を使い、本当の自分を出せないことでストレスを感じます。常に気を張っている状態は、脳を休ませる機会を奪います。
②先読みの誤り思考
何の根拠もなく、非現実的であっても悲観的な出来事が実際に起こると信じ込んでしまっている状態。未来の出来事について否定的な結果を予測し、それを事実として受け入れてしまう傾向を指します。
受験勉強をきっちりとこなしていても「どうせ私は受からない」などと考えてしまっている状態。
4、ねばならない、すべき思考
「こうしなければならない」「完璧でなければならない」といった義務感や固定観念が強く、柔軟な思考がしにくい傾向があります。「〜すべきだ」と自分自身や他人に対して厳格なルールや基準を課す傾向を指します。
「もっと勉強すべきだった」と自己非難に陥ることがあります。
この思考パターンは、必要以上に自分にプレッシャーをかけてしまうので、ストレスを増大させるだけでなく、自己肯定感を低下させることもあります。
5、オンとオフの切り替えが苦手
勉強が終わった後も、そのことばかり考えてしまい、リラックスできない状態が続きます。脳を休ませる時間を意識的に作れないため、疲労が蓄積します。
お申込みのご希望者は以下のサイトをご確認ください。
鍼灸治療-ストレス疾患と自律神経関連疾患専門


