第173回横浜認知行動療法研究会を終えて-久しぶりの対面

コロナ以降、横浜認知行動療法研究会はオンラインで行っておりましたが、以前より研究会のメンバーから「対面での研究会と終了後に食事会でもしないか」という提案をいただいてために、2026年6月28日(日)は久しぶりの対面での開催とさせていただきました。
今回は参加メンバーは少なかったが、面白い?メンバーが集まった。
公認心理師は、私(千田)と元校長で退職後に大学院に通って心理師(中学等で)をされている方、そして、EAP会社で心理相談を行っているシニア産業カウンセラー、ある特例子会社で主任をされている作業療法士の方(主に軽度の知的発達症(知的能力障害)のサポート)、もうかれこれ20年以上お付き合いをさせていただいている大学教授(作業療法学専攻)というメンバーでした。
研究会はいつも通り症例(事例)検討を行いました。
1、会社内で対人関係からうつ病になられた方へのCBT
2、ADHDの子どもの対応方法を求めてこられた、会社でのストレスと夫婦関係でのストレスを抱えられている方
3、パートナーがADHDで対応に困っている方
1、うつ病の方は、精神科で約8カ月治療を受けていたが、今一つよくならないために医師の許可を得て認知行動療法をプラスして行った方です。
認知行動療法は8回(約3カ月)プラス経過を見るために、その後1カ月後とその2か月後にチェックをして終了しました。
2、ご本人の会社でのストレス解消と個別のペアレントトレーニングを先行して行った後に、夫婦関係の調整のための夫婦療法を行ったケースです。
3、夫婦療法と個別にADHDの認知行動療法を並行して行ったご夫婦です。
※今回は一方がADHDの方でしたが、どちらかがASD又は二人ともASDの方や、ASDとADHDが併存されている方のように、ASDが関係している夫婦・カップルの方がADHD単独よりも相談に来られることが多い。
症例検討終了後は、
子供の境界知能とADHDの認知機能強化トレーニングの方法(デュアルタスク(二重課題)トレーニングなど)や成人の軽度の知的発達症(知的能力障害)の仕事の問題、その他にも放課後デイサービスでのASDやADHD、境界知能の小学生の子どもに対して、個別指導しているところであれば目的も理解できるが、集団指導を行っているところは発達的にも小学生では難しいのではないかなど、学校での心理師、作業療法士、認知機能強化トレーニングを行っている心理師、企業との契約をされているカウンセラーたちで議論をさせていただいた。
それ以外にも、子供の境界知能とADHDの認知機能強化トレーニングは早い時期から始めて継続する必要があるとか、学校でのサポートは小学校と中学校では大きく違ってくるのと、小学生の内から認知機能強化トレーニングに加えて教科学習を過剰学習などで長期記憶に定着させておかないと、中学になったら当たり前ですが学習内容がより難しくなるために本当にわからないでただ教室で座っている子供たちが結構いたりする。
いつもの通り、子供の境界知能や神経発達症に対する認知機能強化トレーニングや成人になるまでの過程での認知機能強化トレーニングや学習、サポートをどのように進めればより効果的かなどを話して終了しました。

本日の研究会は終了しました。

