目次
1、はじめに~説明と悩みや問題まで
2、当ルームのセックスセラピーとレクチャー
3、男性側の問題によるセックスレス
4、女性側の問題によるセックスレス
5、4つのレクチャー

はじめに

セックスレスをはじめ、性生活・性の問題行動・嗜癖等で悩まれている方へ。

ここでは特に性生活の問題を中心に書いております。
夫婦・カップルがいい関係を維持するうえでとても大切なことなので、このページの説明が長くなっております

また、毎年このページをご覧になられる方が日に30件から多い日は百数十件と、たくさんの個人、夫婦、カップルの方がご覧になられております。
それだけ多くの方が悩んだり、困っている問題である。
なお、夫婦・カップル仲が良く、昔から続く問題(10代からセックスや挿入することについてネガティブに考えているなど)でなく途中からのセックスレスは、相談に行っていただければ短期間で解決できる問題の一つです。
問題解決のために早々に専門機関へ相談に行っていただければと思っております。

今年も2か月を切りました。

セックスレスや性問題を2023年まで持ち越さないで、

お二人のためにも2022年中に相談に行って解決しませんか。

2022年中にセックスレス解消カウンセリング-11月24日・受付開始-
パートナーのためにも2022年中にセックスレスを解消するための行動を起こしませんか。
2022年中にセックスレスを解消したいと思っているご夫婦・カップルにカウンセリング料でサポート。
受付期間:11月24日(木)~12月26日(月)
相談費用50分の場合-20%off- 通常8,250円 ⇒ 6,600円(税込)
募 集 数:20組(名)
詳しくはこちらをご覧ください。 



すでに3か月以上セックスレス状態(未完成婚も含む)の夫婦・カップルは、男性側・女性側の問題に関係なくまた、普段の仲がよくても実は大切なパートナー・相方はとても辛い精神状態であることを理解していただき、セックスレスや性の問題を専門にしている相談機関にすぐにでも行っていただければと期待を込めて書かせていただいております。
『当ルームに相談にお越しください』と書きたいところですが、女性の公認心理師(以後、心理師と表記)や医師・看護師に相談したい方もおられると思うので、このように書かせていただきました。


また、セックスレスの問題(未完成婚なども含む)でお悩みの夫婦・カップルは、『性問題の理解のために』のページもご参考にしてください。
セックスレスの状態や問題について、認知行動モデルという方法で説明をしております。

セックスレス


セックスレスとは日本性科学会では「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義しております。
要するに「カップルのうち、どちらかがセックスを行いたいと望んでいるのに1か月以上セックスがない状態」ということです。



日本においては、セックスレスをはじめ性の問題に関する分野の相談や治療は、心理師や医師、看護師等の心理や医療系の国家資格を取得後、専門の指導者に2年から5年程度、性に関する知識や解決のための技法等相談方法(ベースは認知行動療法)の学習を終えた者が行っております。
ただ、日本ではこの分野は心理師等専門家の方々も躊躇しているのか、興味がないのか学ぼうとする者が少ないのが実情です。
18年前に私(千田)が立ち上げた横浜認知行動療法研究会という心理師、医師、看護師、教諭等の臨床家の月1回の勉強会で、講師をするので研究会でセックスセラピー(認知行動療法の亜型)の研修をしようと提案したのですがやはり興味がないようで「性問題の相談が来られたら先生を紹介します」ということで話は終わってしまいました。


専門家ですらこのような状況なのだから、一般の方で悩んでいたり困っていたりしていても、恥かしさやプライド?、自分の知っている性知識を正しいと思い込んでいたりしているので、セックスレスや性の悩み・問題で相談に行くことを拒否的になったりためらわれるのも分かります。


しかし専門の相談機関に行かないで解決することは、インターネットなどで色々調べても男性性・女性性の正しい知識を得られないことや、性差なので仕方ないことなのですが、男性・女性各々が相手の性や性生活から得られる感覚について理解できない部分があるために二人だけでの解決は難しいです
相談に行かれると、ネット上では表現するのが難しいために専門家が記載していない(できない)理由がわかります
『夫婦・カップルが相談に来られた時に私が「オープンにできないでしょう」と言うとすべての方が「確かにオープンにできないですね」と答えが返ってくる内容です』


セックスが『できないことで悩んでいるとか、避けたくなる』など、ご本人も悩んだり困ったりしているとは思いますが、パートナーや相方の気持ちのことを考えるとそうも言ってはいられない問題です。
また、セックスレス状態の辛さを一人で抱えて、パートナーや相方に言わずに悩むことも避けていただきたい。


よい夫婦関係を作っていくうえで、性生活は大切なもののひとつです。         
どちらか一方が我慢をすればいいというものではありません。         
話し合っていても埒が明かない場合には当ルームにご相談ください。
        

様々なご夫婦・カップルが相談に来られています。

当ルームの千田は、セックスセラピー専門の指導者からトレーニングを受けた後、25年以上にわたって専門心理療法の一つとして、セックスレスや夫婦・カップルの性生活の問題性嗜好の違い、その他、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)の夫(妻)との性生活問題、性嫌悪症などの相談を行っております。
また、個人の問題として性嗜好異常(窃触症・窃視症)や衝動性問題の解決に向けての相談なども行っております。


相談に来られる方(オンライン・カウンセリングも含む)の年齢は20代のカップル・夫婦から70代(最高齢は83歳)の夫婦。
職業についても会社員をはじめ、医師や医療職、心理職、国家・地方公務員、教職員、弁護士、芸能人・マスコミ関係者、その他様々な年代・職業の方が来られております。

また、日本人夫婦・カップルだけではなく、国際結婚をされている夫婦やカップルも相談に来られております。(条件として、日本語での相談が可能であること)


セックスレス問題で悩んでいる夫婦・カップルに『ぜひ知ってほしいこと』
男性側・女性側の問題に関係なくセックスレスの問題は、性生活問題以外問題なく普段の仲がいいのであれば、早い段階(夫婦やカップルで1回~2回話し合いをした段階やセックスレス期間が6か月以内)で専門の相談機関に行っていただければ、70%から80%程度の夫婦・カップルは1回の相談(正しい性の知識<性差等>を得る)で解決する問題です。
セックスレスの問題は、うつ病などの精神疾患や夫婦関係・対人関係問題などと違って、はじまりは知識の問題なので相談に行けば割と早く解決する問題です。
ただ、相談に行かなければ知識を得る方法がないので、解決することなくズルズルと長引く問題でもあります。


ただし、
『昔からセックスに対して強くネガティブな考えがある人』
『過去に性被害を受け、その時の嫌悪感が強く記憶に残っている人』
『セックスレス以外にパートナーがうつ病やパーソナリティー障害などの精神疾患を患っていたり、どちらかまたは両者ともASDやADHDの場合』
『女性で、挿入に対してとても強い恐怖心や緊張感がある人』

『女性で、挿入時の痛みを長い期間我慢している人』
『セックスレス問題に対して、すぐにカウンセリングに行くなどの対処しないで、例えば1年以上も何もしないでいた結果、普段の関係性までが険悪になっている場合(このようなケースの場合は関係性を戻すための夫婦療法・カップル療法が優先されます)』
『出産後セックスや身体を触られることに対して嫌悪感を持つようになってしまった人』

その他にもありますが、このような場合は数回から数年の継続カウンセリングが必要になる場合があります。


あなたが知っている男性性・女性性の性の知識は本当に正しいと言えますか。

日本人のセックスレス(未完成婚も含む)の問題の多くの始まりは、単にお互いにセックスや性について正しい知識を持ち合わせていない(まず日本では学ぶ機会がないので知らない・セックスから得ている自分の感覚とパートナーが得ている感覚は同じであると思っている・間違った知識を正しいと思い込んでいる。などなど)ことで起こっている場合がほとんどです。


日本以外はどうか。
欧米では国や州にもよりますが、日本の高校生ぐらいの時に詳細なレベル<千田が相談時に説明するレベル>のセックスから得られる感情等の性差など性についての学習する機会があります。だから、カップル・夫婦がセックスの問題で困ったらすぐにセックスセラピーを受けるということが当たり前のようにできるのであろうと思っています。
欧米と日本では文化の違いもありますが、もっとも違うのは教育レベルが違うということです。日本人が知らないことを欧米人は知っているということです。
だから、セックスレスの問題などが生じたら早い段階(6か月未満とか1年も引き延ばさない)でセックスセラピーを受けに行く夫婦・カップルが多くおられます。



日本に戻すとその知らない者同士が言い争っても、二人の関係が悪くなることがあってもセックスレスの問題が解決することはまずない。
だから、パートナー・相方のことを好きで愛しているのであれば、二人ですぐに相談に行ってほしい。
最初は二人が無理なら一人でもすぐに相談に行ってください。

セックスレスの悩み



相談に行くのを躊躇している間に、普段の関係性まで悪くなり信頼できない関係になってしまいます。
そうならないために、問題が男性側・女性側にかかわらず、まずは専門機関のカウンセリングに行ってお互いの性のとらえ方の違いや感覚の違いなどを学習することから始めませんか。


相談機関に行かないで解決できる確率は、たぶん10%にも満たないと思います。
どうしてか。
先ほどから書いているように、知識を得る方法がないので無駄に時間だけが過ぎてしまいます。
その結果、セックスレスの状態が1年以上(長いと5年以上の夫婦も)経過して、尚且つパートナーや相方が相当な心理的ダメージを受けた状態になって、はじめて相談に来られる夫婦・カップルも実は多くおられます。
そのような夫婦・カップルが来られた時は、時すでに遅く離婚や別れてしまうことになる場合も少なからずあります。



専門相談機関では、『心理教育』といって初回時又は2回目の相談で、性差の違いやセックスから得られている感覚の違い、その他の知識をホワイトボートや資料などを用いて必ず説明がなされると思います。
『男性と女性の違いや自分の性についてもちょっと驚きますよ・私、千田も約30年前に勉強をはじめたころ「えっ、そんなに違う」と驚きました』
(これを読まれているあなた方と同じで、その当時の私もセックスや性に対する男性性・女性性を学ぶまでは全くの素人でした)

相方のことを「愛していて」「大切な存在」と考えるのであれば、今すぐに予約して相談に行ってください。


悩みや問題は様々です

セックスレス状態や性の悩みや問題は、個人・カップル・夫婦でそれぞれです。

●仕事が忙しくてそんな気になれない。をはじめ、

●セックスの経験がなく、どうしていいのかがわからない。

●結婚をしたが、セックスレス状態で一度も性交渉がない。

●挿入しようとすると痛みや恐怖のためできない。
 また、膣の場所はあっているが何か壁に当たっているみたいで挿入できない。

●夫が無関心で3ヶ月以上(数年の場合もある)もセックスレス状態で性交渉がない。

●泌尿器科や婦人科にいったら心の問題(心因性)ですね。といわれてしまった。

●夫婦喧嘩や夫(妻)の浮気、夫の勃起不全などで、その気になれない。

●マスターベーションでは射精できるが膣内ではどうしても出来ない。

●夫婦仲は良いし、マスターペションはしているが、性的な雰囲気を感じると避けてしまう。

●セックス経験がないまたは少なくないために、失敗の不安や「下手だと思われたらどうしょう」等、ネガティブに考えてしまってできない。

●夫(妻)または両者が自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)で「セックスをやたら求めるがその行為に一切の情を感じられない」や「セックスのやり方がワンパターンで変更がきかない」「セックスレスの状態になっている」など特有の思考や行動に困っているまたは悩んでいる

●子供がほしいが性交のチャンスが少ないまたは、セックスレスの状態

不妊治療を受けらている方の卵巣や子宮の状態をよくするための鍼治療や認知行動療法を行っている立場から言うと
セックスできない理由が夫・妻のどちらの場合でも、妻が35歳を過ぎている方は早々に解決をすることを考えてください。
35歳を過ぎると妊娠率がグッと下がり、流産率は上がります。

●不妊治療中のセックスに関する問題や夫婦関係問題。
不妊ストレスの問題は交感神経の緊張が持続するために、女性側では、卵巣や子宮への血流不足や女性ホルモンの低下などが起きてしまいます。男性側では、勃起障害や精子の量が少なくなる場合がございます。

●海外で生活をしているが、上記のような悩みや問題で困っていて日本人のセックスセラピー専門の心理師に相談したい方(ZOOMやスカイプを用いたオンラインカウンセリング)

●当初は、セックスレスの問題で悩んでいたが、時間が経つごとに夫婦関係の問題に発展してしまっている。

その他にも相談に来られている方々の悩みや問題は様々ありますが、ここまでにしておきます。


当ルームのセックスセラピーとレクチャー

当ルームでは、セックスレスの問題について、カップル・夫婦が来室での対面やオンラインでのカウンセリングとレクチャーを行っております。
この後、まずは男性側の問題で起こっているセックスレスと女性側の問題で起こっているセックスレスについて、カウンセリングに行く必要があることの説明をさせていただき、その後に当ルームが行っている4つのレクチャーの紹介をさせていただきます。

相談方法について
夫婦関係やカップルの普段の関係性それほどまだ問題がないのであれば、来室とオンラインのカウンセリングにはあまり違いはないと思います。来室の場合にはホワイトボードを用いて、オンラインの場合は共有画面でWordの資料やホワイトボードを用いて説明をしておりますので、通信環境に問題なければどちらでもあまり違いがございません。


基本的なセックスセラピー/セックスカウンセリングの流れ
初回相談で困っている問題等をお伺いする。
その後、心理教育を実施
男性と女性の性差や今後どのような行動が必要なのかなどを理解することで問題解決した場合は終了となります。

特に男性側の問題のセックスレスであれば、7割から8割はこの心理教育で解決します。

心理教育で解決しない場合
夫婦・カップル関係に問題がない場合:問題解決に向けて行動的アプローチや認知的アプローチを行っていく。

例として、
『心理教育だけでは解決しなかった夫婦・カップル』
男性・女性側の問題に関係なく未完成婚の夫婦』
セックスをすることを過度にネガティブにとらえている方』
痛みやその他で挿入の恐怖が強い方』
マスターベーションが特殊な場合』など、
他にも様々な理由でできないでいる方。

夫婦・カップル関係に問題がある場合:夫婦療法やカップル療法をはじめに行います。
1回~2回話し合ったにもかかわらず相談にもいかずにセックスレス状態を放置していたり、不貞などでは二人の関係性まで問題が発展している場合が多く、まずは関係性の修復を行うことから始めます。ただし、すでに一方が離婚を決意して相談に来られる場合もあります。
問題が起きているにも関わらす放置しておいた結果、夫婦やカップル間で信頼関係などがぐずれてしまっている。
(個人差はあるが相手からセックスについて訴えられたにもかかわらず、その後6か月以上何もアクションを取らない場合に関係性まで悪化する可能性が高くなります)

どちらかまたは両者が自閉スペクトラム症の場合は、特性を理解することから始めて、夫婦の関係性の問題とセックスを行うことで生じている問題の両方の視点からカウンセリングを行います。


男性側・女性側の問題にかかわらず、普段の仲がそれほど悪くなってない場合は、
二人の関係性の問題でも、セックスの相性の問題でもありません。
ほとんどが単に相手の性についての知識がない、感覚的理解ができないだけの問題です。

夫婦仲がいい


男性側の問題によるセックスレス

とても大切なことなので夫婦・カップル<特に夫・彼氏は>でお読みください

先ほどから書かせていただいているように、セックスレス状態のカップルや夫婦の多くは、男性性・女性性の違いをわかっていないことから起こっている問題がほとんどです。


「勃起不全」や「射精困難」「勃起はするが途中で萎えてしまう」「面倒だなと思ってしていない」「しなくても普段は仲良しだからいいじゃないのか」「他にもいろいろな理由付けをしてしないでいる」などの理由からセックスを避けている男性に、知っておいていただきたいことは、男性が考えている以上に妻・女性にとって「SEXがない状態が続いている」ということは、心や精神に大きな打撃(寂しい・悲しい気持ち・愛されていない・不安定になる)を与えているということを。
何ヶ月も何年も「そのうち何とかなる」とか「話し合いのその場がしのげれば何とかなるだろう」また「セックスレスといっても仲が良いのだから何とかなるだろう」などとは、くれぐれも思わないようにしてください。
(これらの思考はすべて男性側(脳)の論理や感覚から起こっていることです)



お互いの性の違いについて実のところわかっていないのに、自分(男性・女性ともに)の欲求や思考、感情、生理に当てはめて相手もそうだと思っていることが一番の問題です。
だから、カウンセリングというより正しい知識(性科学)をまずは得るための相談を受けることが必要です。
(それは、アダルト雑誌の知識でもなければ、その人の人間性や本能の問題でもありません)



セックスレス問題でどのぐらいセックスレス期間が続くと問題になるのか。
男性からこのような質問が度々あります。
千田の答えは
普通に女性性(女性の心理状態)のことを考えると3か月が限度。
なので、1年間セックスレスって、妻(彼女)がとんでもなく不安定な心理状態なっていると思うので、夫(彼)には「すぐに相談に行ってあげてください」と言いたい状況です。
妻・彼女に対して日ごろから「あなたに対して僕は優しいでしょう」と言っている夫・彼であるなら、3か月以上セックスレスの状態であれば、有無も言わずにすぐ相談に行く必要がございます。
<それが、妻・彼女に示す優しい行動であり、いい男の行動だと思いますよ>



男性は『普段仲がいいからいいだろう』と思っている方が多くおられますが大きな間違いです。
普段仲がいい状態でも女性は心理的にはきつい状態が日々続いている。(残念だが私を含めて男性は感覚的に理解できない)
だから、仲がいい状態のうちに相談に行く必要があります。
普段の仲まで悪くなっているということは、女性側からすれば我慢に我慢を重ねてきたが、もう限界もう無理という状態です。別れや離婚になってしまう確率がぐっと上がります。



千田が約25年間以上相談をしていて女性の心理状態を考えると、6か月間セックスレスの状態で1回~2回話し合いをしても解決しないのであれば、それこそゴチャゴチャ言い訳(うそやその場しのぎの言い訳が多い)をしてないで今すぐ相談に行きませんか。と言いたいです。
※解決しないとは、1回~2回の話し合い後も全くしないのは当たり前ですが、話し合い後1回とか2回はセックスをするがまたしなくなることやその繰り返しは解決とは考えません。
解決とは、話し合い後1週間~10日に1回は継続して行っていることをいいます。



というのは、とても残念ではありますが、妻・彼女の訴えに早い段階で対応すれば、早期に解決(早ければ1回の相談で解決)できるのにすぐに相談に行かないでいたために、個人差はありますが6か月以上から数年たって、カウンセリングにこられた時には、夫・彼は性関係を含めた夫婦・カップルの関係修復することが目的でこられるのですが、妻・彼女は離婚やわかれを決意しており、妻・彼女はそのことをきっちりと夫・彼に伝えるために相談に来られるという夫婦・カップルが毎年一定数おられます。
二人の関係修復は無理で離婚やわかれという形になります。
(女性が愛想をつかして、今更、夫や彼氏とはセックスをしたくないという考えをお持ちになってしまいます)


「まだ大丈夫」という考えは絶対にだめです。
好きで愛しているのであれば、妻・彼女がいつ言うかはわかりませんが「離婚します」や「別れましょう」と言われてから焦って来られても関係修復は不可能である場合が多いことを理解しておいてください。
相談に来ていただくための宣伝ではございません。
本当に奥様や彼女が「つらい思い」や「さみしい思い」をなさっていて気持ちが限界に来ていった言葉なので、実際に離婚してしまったり、わかれたりしています。それぐらい妻・彼女を追い詰めてしまっている状況であることをわかっていただきたい。



もうひとつ男性に知っておいてほしいこと
妻や彼女が上記のような気持ちや状態でいるのに、プライドが高く(というより恥ずかしいと考えている)相談に来るのを渋る方も多くおられます。
そのような方は、たぶん「セックスのことを相談するのは恥だ(恥ずかしい)」「男としての本能が傷つく」「プライドが傷つくのを恐れている」のだと思います。

心因性という問題は、誤った情報をうのみにしていたり、脳(特に前頭葉:思考や感情の部分)で考えていることの問題、簡単に言うと認知(思考=平たくは考えや思い込み)の問題で、本能やプライドとは縁遠い問題で勃起不全や射精困難を起こしているということです。
もう少し挑戦的に言うと、男性の場合のセックスレス問題はゴルフでスコアーが伸びないで悩んでいるのと同程度の問題なのに、とても深刻に考え悩んでいるということです。
(ゴルフでスコアーがのびない時に本能とか男が廃るなどと考えないですよね)
女性の方には申し訳ありません。女性の場合はセックスが「愛され感」や「心理的安心感」という感情と強く結びついているが、男性の場合は結びつかないのでこのような挑戦的な表現を使っております。

どうしてこのようなことがいえるのかというと、25年以上にわたって毎年約200組のセックスレスの相談をしていて、この男性側の問題については、早い段階(仲がそれほど悪くのなっていない段階)で相談に来られたご夫婦・カップルが、初回相談で男性性・女性性の違いなどをはじめて知り、理解するだけで解決する方がほとんどだからです。
あなたが妻や彼女に対して本当に優しい人であるなら、すぐに一緒に相談に行く行動がそれを示していることになります。


何回ぐらい通うのか。(簡単な目安・ただし個人差はあります)

1、2、は単にわかっていないという知識の問題だから、どんなに悩んでいたとしても
 本当にすぐに解決する問題です-



1、セックスレスの問題以外は夫婦仲やカップル仲がそれほど悪くない場合
相談は1回~3回程度(ほとんどは1回で終了)
男性性・女性性の知識を学んでいただくだけで解決することがほとんどです。

ただ、セックスセラピーが専門の相談機関に行けば1回から3回で終わるものを、何カ月も何年も相談に行かなければ離婚・別れということになってしまいます。

2、未完成婚の場合
1回~3回程度
1、の男性性・女性性の知識を学んで、スポーツと同じであることを理解すれば解決するので早ければ1回の相談で終わる問題です。
(20代だろうと50代だろうと年齢は関係ない、みんな初めは初心者だから知らなくて当然)

3、普段の仲まで悪くなっている夫婦やカップルの場合
夫婦・カップル関係の修復が優先されために、6か月以上夫婦・カップルカウンセリングが必要になります。ただし、関係性の悪化具合によっては離婚・わかれという結果になる場合も多々ございます。
(セックスレス状態を長く(6か月以上)放置していた結果、普段の生活態度までも信用・信頼できない関係に発展している)


女性側の問題によるセックスレス

性交疼痛障害-膣けいれん・ワギニスムス

生来性としては、女性が殆どといっていいくらいです。
初めての性交渉のときから痛みを感じたり、初めての人は自分の性器についてあいまいな知識のため、恐怖心を持つことも普通のことで、その恐怖心が必要以上に強く、また、誰にも言えずに悩んでいたり、間違った性の知識(当たり前だが、本人は正しいと思っている)や誤った情報を信じ込んでいたり、あまりにも「怖がりであったり」するために起こったりします。



ほとんどが未完成婚者(結婚前、結婚後もセックスで1度も挿入したことがない・できていない)で、セックスレス状態が2~3ヶ月というカップルから5年とか8年と、とても長いカップルやご夫婦まで様々方々が相談に来られます。


この問題は、読まれた方は変に思われるかもしれませんが、スポーツと同じで夫・男性の協力の下、知的理解(正しい知識)と慣れるというトレーニングを夫婦・カップルで行っていくことで解決する問題です。


最近では、不妊治療で子供は授かったが、セックスは一度も行っていない・あってもその当時は数えるほどでその後はセックスレス状態という相談も増えてきております。
また、現在不妊治療中や不妊治療を検討している夫婦で、セックスは一度も行っていない・あるが数えるほどなどの場合も、一度相談に行かれた方がいいと思います。



獲得性としては、あるきっかけから(出産後、夫の浮気、夫婦喧嘩、中絶手術後など)、挿入時に痛みを感じるようになったり、嫌悪感や不潔に思えたりしてできなくなっている。


女性の性交疼痛障害は恐怖感や嫌悪感が主な問題のために、上記の男性側の問題である勃起不全や射精困難でセックスレスになっているカップル・夫婦よりも問題解決のためのカウンセリング回数が個人差はありますが少し多くかかります。
ただしここ1,2年では、未完成婚であれば、1回の相談と指導で終わることも増えてきています。
(もちろんすべての方ではありません)

何回ぐらい通うのか。(簡単な目安・ただし個人差はあります)

-女性側の問題は個人差がすごくあるために相談回数にも幅がございます-

1、未完成婚や数回の経験での恐怖や痛みで困っている場合(年齢に関係なく)
1回~10回程度(間違った考えや知識の強さと恐怖の度合いによって変わる)
例、処女膜は膣に太鼓のように膜が張っていると思っている方もいたりします。
これだと生理の時に出血できませんよね。
正解はカーテンのヒダを束ねているような状態です。



2、挿入できるときもあるが痛みがある場合、挿入が嫌だなと思っている場合
個人差(考え方や二人が行ってきた方法など)がとても出るために、1回~15回程度
注意が必要です。
様々な理由があると思いますが、痛みやいやだなという嫌悪感を持ちながら行っている場合、痛みや嫌悪感は慢性化するので6か月以上は我慢しないで早めに相談に行ってください。
長い期間我慢して行っていた場合、解決に2年から5年かかってしまう場合があります。



3、夫の浮気や価値観の違い等からの夫婦喧嘩、その他関係性問題から起こる性交疼痛の場合
普段の生活での関係修復(信頼関係の回復等)をはじめに行うために、6か月以上の夫婦カウンセリングが必要になります。
ただし、関係性の悪化具合によっては離婚・わかれという結果になる場合もございます。

当ルームが行っている4つのレクチャー

オンライン・レクチャー

新しいプログラムのお知らせ

妊活や不妊治療をはじめると一定数の夫婦に、男性性と女性性の違いから妊活や不妊治療に対する捉え方に温度差が生じ、夫婦関係の悪化や性生活に問題(セックスレスや性欲などなど)が生じる場合があります。
そこで、妊活や不妊治療を行うことで生じる男性性と女性性の違いなどを理解することで、夫婦関係の悪化やセックスに対する捉え方などが悪くならないための予防としてのレクチャーを行います。



タイトル:
『妊活・不妊治療をはじめる夫婦のレクチャー』
対  象:
妊活や不妊治療(タイミング法またはステップアップの夫婦)をはじめようとしている夫婦または行っている夫婦
相談方法:
オンライン、対面どちらでも可能です。
時  間:
50分間(ご希望で90分間の可能)
費  用:
50分・8,250円/90分・14,250円
回  数:
1回
なお、現在すでに関係性に問題が生じている場合は、セックスカウンセリングまたは夫婦カウンセリングをお申し込みください。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。

これからご結婚されるカップルや結婚6ヶ月以内のご夫婦へ
夫婦・家族の関係性と性生活のレクチャー

当ルームには、夫婦関係の問題や性生活(セックスレス等)の問題で相談に来られる方々がたくさんおられます。
その方々が「結婚前にこのようなレクチャーがあれば、こんなに長い期間(例えば3年とか5年とかそれ以上)悩まないですんだのに」とか「結婚相談所で知り合って、お互いセックスが初めてでどうしていいかわからずにモンモンと過ごしてきてしまったが、このようなレクチャーがあれば悩まずに済んだのに」また、こういうことを知っておいていただきたい「セックスの問題だけでなく、結婚後、継続する夫婦関係や家族関係の変化や調整の方法」など、夫婦・家族心理学/セックスセラピー専門の心理師として知っておいてほしいことをお伝えしたいと考えてこのようなレクチャーを行っております。


そこで、お幸せである今は必要ないとは思いますが、長い夫婦・家族生活で知っておいていただきたい夫婦・家族の関係性や性生活など、90分間のレクチャーを行っております。
詳しい内容は、
こちらをご覧ください。

セックスレス解消へはじめの一歩

-まずはセックスに対しての捉え方が男性と女性では違うことを学びませんか-

参加対象:
男性側の問題で起こっているセックスレスで悩まれている夫婦・カップル
日  程:
・次 回:2023年2月18日(土)午後2時~
・次々回:2023年4月15日(土)午後2時~

費  用:
3,300円(税込)(参加が一人でも二人でも同額)
時  間:
50分~60分を予定(40分程度のレクチャーと質問タイム)
方  法:
ZOOM(参加者は顔出しなしで受講していただけます)
パワーポイントを用いてレクチャーいたします。



男性側の問題で起こっているセックスレスで悩まれているカップル・夫婦の方は是非ご覧ください。
詳しくお知りになりたい方は、こちらのページをご覧ください。

未完成婚解消へはじめの一歩

参加対象:
男性側の問題で起こっている未完成婚で悩まれている夫婦
結婚を考えてお付き合いをしているがセックスが成立(できていない)していないカップル

日  程:
・次 回:2023年1月21日(土)午後2時~
・次々回:2023年3月18日(土)午後2時~

費  用:
3,300円(税込)(参加が一人でも二人でも同額)
時  間:
50分~60分を予定(40分程度のレクチャーと質問タイム)
方  法:
ZOOM(参加者は顔出しなしで受講していただけます)
パワーポイントを用いてレクチャーいたします。



男性側の問題で未完成婚で悩まれているご夫婦・カップルの方は是非ご覧ください。
詳しくお知りになりたい方は、こちらのページをご覧ください。


重要な質問:男性側の問題のようなレクチャーは女性側にはないのでしょうか。
レクチャーにつきまして、未完成婚や性嫌悪症等、女性側の問題には個人差が非常にあり、一律で説明を行うことができないために、女性側の問題のセックスレスのレクチャーは行っておりません。



専門心理師:
千田 恵吾(せんだ けいご)<男性> 
(公認心理師・登録番号 第31101号)

費用、日時、予約方法等をお知りになりたい方や夫婦・家族関係問題、離婚カウンセリングについては、こちらのルーム案内をご覧ください。

お申し込みに際して(守っていただきたいこと)

当ルームはボランティア組織ではなく、医療機関同様に公認心理師の倫理綱領に従い守秘義務を持った心理相談ルームのために、カルテ作成時に氏名、住所等の情報をお書きいただける方を対象に相談業務を行っております。

千田が行った
性・夫婦関係に関しての学会発表や著書

神奈川県精神医学会第158回例会
演題:セックスセラピーにおける認知再構成法

第9回日本認知療法学会(現:日本認知療法・認知行動療法学会)
演題:夫婦を対象に行った認知療法

著書:臨床家向けでございます
パーソナリティ障害の認知療法--ケースから学ぶ臨床の実際
千田の担当
「セックス・セラピーを求めてきた夫が不安性(回避性)パーソナリティ障害の一症例」
井上和臣編著 岩崎学術出版社,東京;p.181-195,2011

カップルの認知療法
著:フランク・M・ダッティリオ/クリスティーン・A・パデスキー
監修:井上和臣 監訳:奈良雅之/千田恵吾 星和書店

医師や公認心理師、臨床心理士を対象にした夫婦・家族の認知行動療法セミナー開催

当ルームでは、性・夫婦関係のご相談を行える臨床家がまだまだ少ないために、医師、
公認心理師等の専門職を対象にしたワークショップ、セミナーも行っております。

エプスタイン博士と
中村伸一先生

千田恵吾

エプスタイン博士と千田
(当ルームにて)

2010年/2012年に東京にて開催
アメリカ結婚・家族療法学会(AAMFT)公認セミナー
エプスタイン博士の認知行動療法ワークショップ
タイトル:カップル・家族のための拡張認知行動療法

Norman B. Epstein, Ph.D.(ノーマン・B・エプスタイン博士)
・メリーランド大学カレッジパーク校ファミリーサイエンス(家族科学)学科教授
・米国心理学会特別会員
・アメリカ認知療法アカデミー創立会員
・アメリカ結婚家族療法学会(AAMFT)臨床家委員および認定スーパーバイザー

タイトル:夫婦・家族の認知行動療法セミナー
講  師:千田恵吾

参考文献

参考文献:
DSM-Ⅳ(アメリカ精神医学の「精神障害の分類と診断の手引き第四版) 医学書院
セックスカウンセリング入門 監修日本性科学学会 
日本セックスカウンセラー・セラピスト協会 金原出版株式会社 
図解セックスセラピーマニュアル 星和書店