未完成婚で悩まれているカップル・ご夫婦へ-問題解決のためにすぐにもカウンセリングに行きましょう-

未完成婚の問題は解決できる

未完成婚は恥ずかしいことではありません。

男性でも女性でも、また、20代だろうが40代だろうが年齢に関係なく、セックスの経験がない場合、セックスのやり方(本当は決まった方法などないのですが)や性生活について知らないのは、当然であり恥ずかしいことでも何でもないです。
ただし、挿入されるとは、どんなものであるかを知らない女性の場合、恐怖を感じたり、痛いのではないかと考え後ずさりすることは普通のことです。
とはいえ、相談やカウンセリングを受けるとなると、勇気がいったり、恥ずかしいと思ったりしてなかなか一歩を踏み出せないという考えも理解できます。


当ルームを知っていた方

ただ、相談に来られたご夫婦の中には、5年前から当ルームのことをホームページやSNSで知っていたけど来れずにいた方が、初めて相談に来られた時の終了時に「今回、来られてどうですか」と聞くと「どうして知ったあの時にすぐに来なかったのか」と、このように言われる方は年間に何人かはおられます。

「どうしてか」というと、相談に来られる夫婦たちが1回のカウンセリングで終わる場合が多いからです。
(男性側・女性側の問題にかかわらず未完成婚の場合は、1回の相談で終わる方が約50%、5回以内で終わる方が訳95%、10回以内で終わる方は今のところ100%で相談に来られた全夫婦)


ということで「さぁ、あなた方の番です」

相談に来られるのには勇気がいると思いますが、すぐにでも相談に行くことが解決の近道です。
 


知っておいてください。

セックスや性生活については、年に関係なくはじめは誰でも、初心者であり、素人なのです。

思春期には知ったかぶりをする人がいたり、専門家から考えるとあり得ないのですが、アダルト雑誌など売れるために書かれたものを信じて(鵜呑みにして)それを正しいと思っている人などがいますが、そのような人が言っていることは全くあてにならないと考えていいと思います。

中学や高校での性教育を指導している先生ですら、セックスや性の関係性という問題についてはよく分かっていない。というか、学んでいない。<生理学と解剖学と後は倫理学を基に授業をしている>


お互いに合っていると思っている夫婦
恋愛結婚、お見合いでの結婚、ある結婚相談所で知り合って結婚をされたご夫婦は、もちろん性格が合うとか話が合う、頼りになる、やさしい、育った環境が似ていて価値観が合うなどなど、お互いが愛し合って結婚をされたことと思います。

ただ、結婚前のデート期間から婚約期間を経て結婚、この期間中も普段生活は仲良くいい関係は続いているが、しかし、現在もセックスが出来ないでいる夫婦が共に困られていたり、どちらか一方が困っている夫婦は沢山おられる思います。

当ルームへの相談件数(来室相談・オンラインでの相談を含めて)を考えても日本国内や仕事で海外にお住まいの夫婦にも、未完成婚の問題やセックスレスの問題で困ったり悩んだりしているが、問題解決のための相談にいけない・行かないでいる夫婦も沢山おられると考えます。

もちろんご本人も悩まれているとは思いますが、相方のこと気持ちを考えてあげて早々に相談に行ってほしいとはいつも思っています。


多くの未完成婚は
未完成婚には、どちらか一方の性欲障害や夫の勃起障害、夫のセックスのやり方を知らないことが恥であるという考え、妻の膣けいれん・ワギニスムス、痛いのではないかという恐怖的な考え、痛かったらどうしようという考えがほとんどです。

心因性(知識不足による考え方)であることが多いのですが、カウンセリングを受けに来られた夫婦で、身体的に問題がありそうだと考えられると泌尿器科や婦人科に行ってもらいます。
また、先に泌尿器科や婦人科で診察を受けられて「身体の問題はなく心因性ですね」と言われた方にはそのままカウンセリングを進めていきます。


心因性と言われた場合は「セックスや挿入に対してどうすればいいのかわからない」「知らないということを知られると恥ずかしい」「痛かったらどうすればいいのか」などなど、知らないことを恥であるという考えと痛いのではないかという恐怖を生む考えによる問題です。

セックスカウンセリングを受けることが第一選択となります。


未完成婚の場合のセックス・カウンセリングやセックス・セラピーはどのように進むのか。
はじめに、
性の知識がどの程度お持ちなのか。身体的なメカニズムも含めて。
女性であれば処女膜というものをどのようになっていると思っているのか。


また、セックスはどのようにしないといけないという考え方を持っているのか。
例えば、「男性がリードすべきである」や「女性を気持ち良くしてあげないといけない」その他のとてもセックスについて狭い個人的な思い込みや信念を持っている場合はその考えを修正します。


そもそも狭い性知識の二人で解決をしようとしてもうまくいかない場合、長いと数年間も未完成婚のままの夫婦もおられます。

次に、主な修正方法としては、行動課題を提示しながら、挿入することの認知を修正することがメインとなります。

セックスや性生活・夫婦関係の問題解決のカウンセリングの方法のトレーニングを受けたカウンセリング機関やカウンセラーは日本ではまだまだ少なく、地方などにお住まいの方は相談に行きたいと思っているが泌尿器科・婦人科はあっても、セックスカウンセリングは行っていないために相談を受けたくても受けられない夫婦も沢山おられると思っております。

当ルームは、面接室での相談以外にも、ZOOMを用いてオンラインで、全国や海外でお住まいの日本人の夫婦又は国際結婚された夫婦(日本語での相談が可能な場合のみ)に対してセックスカウンセリングやセックスセラピーを行っております。


愛し合ってご結婚された夫婦なのですから、二人で解決に向けて進んでいってほしいと願っております。
二人だけでは問題解決が出来ないのであれば、すぐに専門の相談機関を利用してください。
必ずセックスカウンセリング、セックスセラピーが専門の相談機関に行ってください。



つい最近も、女性側の問題でZOOMでのカウンセリングを受けられたご夫婦(お見合い結婚で奥様は30代後半)がおられます。
その夫婦は、当ルームでの相談前に、2年間で3か所のカウンセリング機関に行かれたそうです。まずカップルカウンセリングが専門のところで6カ月間継続して相談後、個人カウンセリングで性問題も扱っています。と、ホームページにはうたっている2か所の相談機関も行かれたが解決しないでいた。

<夫婦のカウンセリング不信感期間1年が経過後>

当ルームにオンライン希望のメールをいただいたので夫婦同席でのカウンセリングをすると、話の内容はとてもよく相談を受ける女性の性に対しての考え違いと挿入に対する恐怖心で困られている奥さんだったので、カウンセリングは1回のみで家で行ういくつかの課題(トレーニング方法)をお教えして終了しました。(女性側の問題での未完成婚にはとても多いパターン)
後日、子供を授かったとのメールをいただきました。


カウンセリング機関にも問題がある。
専門でなかったり、解決に持っていくプランがないのであれば相談を引き受けずに断ってほしいものです。
私のところには、認知行動療法が専門のため「摂食障害」と「重度のPTSD」のクライエントの方もお申込みになられますが、この二つの症状の方に対しては私自身(千田)は不得意のために、すべてお断りをさせていただいております。
なお、違うカウンセリング機関や医療機関を紹介をさせていただく場合もございます。



「さぁ、あなた方の番です。相談に行って未完成婚の悩み・問題をとっとと解消しましょう」

夫婦がセックスを含めて仲良く暮らすのが一番です。



当ルームでも対面とオンラインで相談を行っております。
『セックスレスと性生活問題の相談とカウンセリング・ページ』もご参照ください。

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