労働組合でのメンタルヘルス研修を終えて

コロナ過で企業研修や労働組合研修がオンライン研修中心だったのですが、今回10月29日(土)に三重県に出張して対面とオンラインのハイブリットでのメンタルヘルス研修会を行ってきました。
主催:全国本田労働組合連合会 三重地方協議会
参加者:12単組 各組合の役員46名

メンタルヘルス研修・講師
メンタルヘルス研修風景



昨年はパート1として、
・うつ病や適応障害などの精神疾患の説明
・病気になる前に注意してほしい睡眠問題や疲労と疲労感、自律神経の状態などの説明
・エゴグラムを用いてエゴグラム上での自分を知るのと変え方を知る
・リラクゼーション方法(呼吸法と漸進的筋弛緩法)
・コミュニケーションの入門として-説明と簡単な実習
4つについてお話をさせていただきました。



今回はパート2として、
目的は『セルフケアとしての認知行動療法』と認知行動療法を知っていただくことで、同僚や部下など周りで困っている方にこういう方法もあるよと勧められるようになっていただく。
今年の受講者は昨年からの継続受講と新規の受講ということでしたので、今回はを約3時間説明させていただきました。
なお、途中で問題形式などを入れながら学んでいただけるように工夫もさせていただきました。



簡単にしたとはいえ今年の内容は少し難しかったかなと終わってから思っていたのですが、受講後の参加者のアンケートを見て安心しました。

例えば、
問い:セミナー全体について
大変参考になった  35.9%
参考になった    64.1%
参考にならなかった    0%



問い:講師の千田先生の講義をもう一度受講したいですか。
次回も同じ講師がよい   51.3%
どちらでもよい      38.5%
違う講師がよい       5.0%
次回も同講師が望ましい   2.6%
違う講師で受講してみたい  2.6%



日常、心理相談業務をしている心理師として、こういうことを知ってほしいをいつもテーマにしております。
とてもスムーズに計画的に進む研修でなるほどと分かったが、実際には使えないでは受講者も困ってしまう。
そうならないためにも、使えるものを研修にしたいと思っております。
ただ、実際は時間制約があって難しく、いつも反省してはチャレンジの繰り返しです。



今回もアンケート結果がよかったのでホッとしています。

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